超美麗キアヌ無双「ジョン・ウィック:パラベラム」他 ー 最近観た映画の感想

ザ・ベビーシッター

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ガンズ・アキンボ」のサマラ・ウィーヴィングが良かったのでキャストで検索かけたらネットフリックスオリジナルのこれが引っかかり、そういやサムネはよく見るなと思って視聴。

主人公の少年コールは12歳になってもベビーシッターを付けられていることを同級生からからかわれ、いじめられている。彼自身それがコンプレックスではあるものの、ベビーシッターであるビーの事は大好き。

彼女はセクシーな美人で、どんなときにもコールを守り、いじめっ子を追っ払う。大切な弟のようにコールに接しながらも、決して子供扱いはせず、ガチで一緒に遊んでくれたり、大好きな映画トークに花を咲かせたりする。思春期の少年が恋をしてしまうのも当然の素敵なお姉さんなのです。悪魔崇拝者の殺人鬼だということを除けば。

両親不在のある晩、コールはビーが深夜に数人の仲間を連れ込んで悪魔召喚の儀式を行っているところを目撃してしまう。

なんでバイト先の家でそれをやるんだよという話はさておき、そのことを感づかれたコールは悪魔崇拝者の学生グループたちから命を狙われることになるのでした。

以降は負けたほうが死ぬ「ホーム・アローン」なんですが、普通のB級ホラーなら殺人鬼や化け物に順次殺されるバカ大学生グループが全員殺人鬼側に回る構図が面白い。返り討ちにあって順次死んでいくのは一緒ですが。

学生たちのキャラも立ってて、普通なら真っ先に死ぬ「ブロンドバカ女」が意外としぶとかったり、やはりすぐ死ぬタイプの「脳筋ジョックス男」が敵に回ると超手強い。ネタバレになるので内容は書きませんが、コールがいじめられているのを知った脳筋とのやり取りが面白すぎでした。

本気で悪魔を召喚しようとして人を殺す連中なので全員ノータリンではあるのですが、少なくともただ返り討ちに遭うためだけの有象無象ではなく、なかなかに良い見せ場と死に様があるバカ共です。

血はドバドバ出ますが、B級ホラーにしてはゴア描写は少なめ。コメディ寄りの一風変わったホラーとして気軽に観られます。

ジョン・ウィック:パラベラム

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2が個人的にいまいちだったので、劇場には観に行かず配信待ちしていたのを最近ようやく観れました。そしたらすっげえ良かったです。これなら劇場で観てもよかったな。

いつものキアヌ無双が観られりゃそれでいい、ぐらいの気持ちだったんですが、今回とにかく映像が綺麗なのが気に入りました。光の使い方、フレーミング、セットや小道具類を含めた画作り。ありとあらゆるシーンが美しすぎる。アクションそっちのけで見惚れるわ。

図書館やアンティークショップ(?)での戦闘とか、馬とバイクのチェイスシーン、無闇にアイテムにこだわったコンチネンタルのアカウント部など、序盤から美麗シーンの超ドカ盛り。うーん、好き。

その上でもちろんアクションも相変わらず極上で隙がない。馬のシーンとかマジでどうやって撮ったんだアレ。至近距離でヘッドショットを決める前にとりあえず足とか腹とか撃つのは良く分かりませんが、1作目からそうやってるので、ガン・フーとはそういうものなのです。たぶん。

そしてシリーズ化によって人間模様にも深みが出てきた。四面楚歌状態のジョンに手を貸すサブキャラたちはどいつもこいつも男前だし、完全に敵に回ったコンチネンタルという組織の概要もおぼろげながら見えてくる。

メインの刺客は怪しげな日本語とニンジュツを使う寿司屋という訳の分からない造形ですが、彼の部下(弟子)が全員長ドスで襲いかかってくるのは最高ですし、本人がなんだかんだでジョンの大ファンで戦ってみたいバトルマニアってのもいいですね。この辺、前二作に比べて多分にアメコミチックですが、個人的には好みの方向性です。まあ今作程度で留めておくのが良いバランスだとは思いますが。

絶体絶命状態から始まるストーリーに反してコミカルな要素もふんだんに盛り込まれていて、弾切れからのめっちゃナイフ投げつけあうバトルだとか、飼い犬に舐められまくってまともに話せないジョン、完全防弾装備の敵部隊とひとしきりやりあってから「ちょ、銃効かねえ!! もっと強いの!!」と武器庫に引き返すジョンなど、殺伐としているのに謎のほっこり感を振りまくシーンがちらほらとあって楽しいです。

今作で完結すると思っていたので、まさかの「第4作に続く」エンドに驚きましたが、今回はむしろ楽しみ。次は劇場で観ます。

シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 

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公開直後に熱い感想文がアップされてまくっているのを横目に見てはいたのですが、いま人混みは嫌なんで、2週間ぐらい経った頃に観に行きました。

ネット上の熱量に対して、俺自身は「ちゃんと終わったねえ。よく出来てたねえ。面白かったねえ」ぐらいしか書くことがなくて驚いています。驚く程に感慨が沸かない。エヴァンゲリオンは結構好きなはずなんですが、それほど思い入れがあるわけでもないのだということを自覚しました。

全ての発端を語るゲンドウの独白。共感できるところも大いにあるんですが、同時に「お前こんだけやらかしといて言いたいことはそれだけか」と思ったのが正直な所。

俺は今まで「セカイ系」って言葉がどういうものを指すのかピンと来てなかったんですが、「ああ、これかぁ」って思いました(違ってたらごめんなさい)。

でもアニメーションとして眼福だったので劇場で観る価値は十分ありました。艦船を盾に使ったりミサイルにしたり、実にハッタリが効いていて良かった。ネルフ側のエヴァも大変にクリーチャーじみていて素敵。フランスのラインダンスみたいなやつが大好きです。

はい、こんな程度の感想しかございません。

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