PowerPortとケーブルボックスでUSB充電をあれする

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 携帯ショップの店員がマイクロUSBケーブルの事を「充電器」っていうのを聞くとイラッとします。「USB」じゃ通じないお客さんも多いだろうからそう言わざるを得ないのは分かるんだけどね。

 そんな物言いが一般化するほどにはUSBポートから充電できる機器が増えました。というかUSBで充電できないモバイル機器の方が珍しい昨今。自分がガジェットマニアだとは思わないけれど、俺もそれなりにデジタル機器は好きな方なのでUSBポートはいくつあっても困りません。

 

 そんでAnkerのPowerPort便利だよねえって話です。

 100Vのコンセント1口が2~10口のUSBポートに。しかも急速充電とくればデバイス付属のUSBアダプターなんて使ってる場合ではありません。

 

 俺が使っているのは5ポートのホワイト。

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 機能的には申し分ありませんがタコ足配線の無様は避けようがありません。

 タブレット x2、スマホ、BTイヤホン、3DS。これでも写真を撮るために極力綺麗に並べたつもりですが、一箇所に集約しようとすればどうしても余ったケーブルがのたうちます。かといって束ねて縛ると使いづらいし。

 ケーブルの「腰」もなかなか厄介で、思わぬ方向に曲がる、飛び出す、ねじくれる。充電ゾーンは机のサイドチェスト上に展開しているので、椅子の手すりにケーブルを引っ掛けてデバイスを落とすこともしばしば。

 

 なのでケーブルボックスを導入しました。

 ケーブルボックスの元祖ってBlue Loungeのやつだと思うんですが、 これが世に出回った当時はあくまで100Vコンセント用のケーブルを隠すためのもので、利用シーンも床置きが前提。上にデバイスを乗せることは考えられてなかったと思います。

 一方、後発のBUFFALOやELECOMのやつはモバイル機器用として机上に置くことも想定されており、天板にケーブルを通す穴があります。ただの穴です。しかしそれこそが素晴らしい。

 所詮単なる耐熱性の箱です。床の電源タップごときは家具の後ろに結構隠せちゃうので4~5000円も出して買う気がしなかったのですが、机の上なら別。わっちゃわちゃだと見苦しいし、抜き差しの頻度も高いからそれが常に目に入ることになる。整理できることの喜びは比べ物になりません。

 今は競合メーカーが増えたおかげで随分安く買えるようになったしね。

 

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 わー。

 どうせ隠れるから綺麗にまとめる気がありません。

 PowerPortだけだとだいぶ余裕があるので、ついでに電源タップとPS VITA(USB充電できない)のACアダプタも突っ込んで、タップの余ったコンセントにはその辺に転がっていたUSBアダプターとマイクロUSBケーブルをつけました。

 中はスカスカなので元より余程場所をとっているとも言えるのですが、上にものが乗せられるので結果的にはより効果的に空間が使えます。

 Sサイズのボックスもありますが、デカけりゃデカいで上にいろいろ並ぶとディスプレイ感が出るので、わりと自然にデスク周辺に溶け込むかと思います。

 

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 PS VITA、kindleを追加してもまだまだ余裕のあるスペース。なんならさらに2~3ポートぐらい追加してもよさそうな感じ。

 余ったケーブルはボックス内に押し込んじゃえばいいので場所は取らない・絡まないで整理がとても楽。見た目がスッキリするだけでなく、ケーブルの引き出し位置でデバイスの置き場所が決まるのもいい。ほんとにただの箱なんだけどな。

 

 PowerPortもケーブルボックスも今更取り立てて持ち上げることもないメジャー商品ですけれど、組み合わせたら想像以上に片付いたのでその嬉しさを書きました。いいよこれ。