運動嫌いだがスポーツジムに通っている

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 ちなみにこのGMはこのヨタ話のタイトル画像に使うためだけににわざわざ買って組みました。すげえ楽しかった。

  ジムの会員になったきっかけは「サ道」を読んでサウナにはまり、サウナ入り放題の場所を求めた結果なので、入会したのは去年の春先ぐらいだったと思います。それから1年以上の間、最低でも週1、余裕があれば週2~4回のペースで通い続けています。

 それでハッキリわかったんですが、俺やっぱ運動好きじゃねえわ。疲れるから。「心地よい疲れ」とか要らないから寝ていたい。

 最近「できない奴が恥をかかされる学校の体育の授業が運動嫌いを生み出す諸悪の根源だ」という言説をよく目にしました。まあ大体合ってるとは思いますが、そういうの関係なく単なる不精で運動嫌いな人間も居りますよ、という話。

 じゃあどうして金払ってまでジムで運動してるのかといえば、着実に、見える形で成果がでるから。知ってるかい? 筋トレすると誰でも筋肉が付くんだぜ!!

 トレーニングそのものには全く楽しい要素がありませんが、続けているうちにウェイトがだんだん軽く感じるようになり、目に見えて体が引き締まってくる。少しづつだけど、確実にトレーニングの効果が出ていることが実感できる。それは楽しい。

 このちまちまとした地道な楽しみを分かりづらく書くとスクウェアのトム・ソーヤ」みたいな感じです。

 まあ別に分かりづらく書くこたぁないんだけどね。「こいつ運動向いてなさそうだなぁ」という事をなんとなく察していただければ幸いです。

マシントレーニングの良さ

 俺はスタジオプログラムとかフリーウェイトはやらずに、マシントレーニングを30分程度やるだけです。で、そのあとランニングマシンで30分走ったら風呂入って帰る。1回につき1時間弱しか運動しません。その程度でも如実に体に変化は表れます。

 マシントレーニングの何が良いかというと、誰とも関わらずに一人で黙々とできること。そして自重トレーニングより圧倒的に楽ということ。ウェイトを軽くできるから。俺は全然筋肉がないので、腕立てやら腹筋ローラーやらは瞬く間に疲れて継続する気にならないのですよ。よくある「自宅で簡単にできる筋トレ」をするにはそれなりの筋力と体力が必要なんです。

 一方、ウェイトを軽めにしたマシントレーニングはずっと楽で、それでいてきちんと効果が出る。重要なのは負荷を高めるよりも正しい姿勢でトレーニングをすることで、適切にやってやれば思っていたよりもずっと楽に筋肉が付きだします。(元がヒョロいから差分が見えやすいってのはあります)

 俺みたいに貧弱な体型だったり、逆に巨デブだったりするとスポーツジムに通うことを尻込みしてしまうかと思いますが、そこは気にしないで大丈夫。ジムに来る連中は自分の筋肉(or 脂肪)しか見てませんから、人目を気にする必要は全くありません。

エアロバイクで種火周回

 筋トレのあとは有酸素運動を適当に。普段自転車に乗るし、自室に固定ローラーがあるのでバイクトレーニングはそちらで十分、ということでジムではランニングマシンを使うことが多いのですが、FGOでイベント周回があるときには座れるエアロバイクにしています。

 有酸素運動は別につらいこたないんですが、ひたすら退屈なんですよね。最近のジムはトレーニングマシンにテレビがついてますが、都合よく面白い番組がやっているとは限らない。

 そこでスマホゲーの周回をオススメですよ。

  • 運動中で酸素の回ってない頭でもボンヤリ遊べる!!
  • 退屈な時間と無駄な時間を掛け合わせることで効率化!!
  • 周回してると30分ぐらいあっという間に消し飛ぶので、普段どれだけ時間を無駄にしているかがよく分かる!!

といった具合で良いこと尽くめでございます。FGOはたのしいなあ。

継続するコツ

疲れるまでやらない

 翌日に疲労が残るレベルで頑張ってしまうと、次回以降のジム通いの腰が非常に重くなってしまいます。ダルくなったらさっさと切り上げてしまうのも手。軽いトレーニングでもやらないよりマシです。

回数多く通う

 これはやってみて分かったんですが、週1回だけ通うよりも数多く通うほうがずっと気楽です。

 一度筋トレをした部位は、超回復を促すために再トレーニングまで2~3日のインターバルを置く必要があります。だから連日通うと、一度に可能なトレーニングが減って逆に楽になるんですよね。昨日トレーニングした上半身を休めるために今日は下半身だけ、といった具合に。

 そして一日のメニューをすぐ終えられると分かっているので、自然と丁寧に負荷をかけたトレーニングをするようになる。

 意識して通う頻度をあげてみると習慣づくので、ジム通いのめんどくささが薄れるというメリットもあります。なんならトレーニングをせずにサウナにだけ入って帰るということもたまにやります。

夜遅く行く

 個人的には日中暇なおばちゃんの大群に遭遇しないというだけで絶大なメリットです。昼時だとロビーで大挙して弁当広げたりするからなおばちゃん達は。

 夜遅くはマシンも空いてるから快適だし、あとはもう寝るだけという気持ちでトレーニングにかかれるのが素晴らしい。こういう気分の持ちようはトレーニングのやり方にも随分影響を及ぼしていると感じます。

 一度、22:00終了のジムから23:30終了のところに乗り換えたのですが、それだけで通う頻度が大幅に上がりました。単純に仕事を終えて、晩飯を済ませてから食休みを1~2時間挟んでもトレーニングの時間が十分とれるというのが大きい。

 この辺はその人のライフサイクル次第なので、「行きやすい時間に行く」というだけの話でもありますが。

設備が良いジムを選ぶ

 これもジムを乗り換えて痛感しました。最初のジムが地域最安値を謳っているところだったということもあって会費が1.5倍ほどになってしまったのですが、それでも有り余るメリットがありました。

トレーニングマシンの充実

 マシンの種類が多いということもありますが、同じマシンを複数台置いているので順番待ちが発生しづらいのが有り難い。

広い

 マシンが置けさえすれば広さは関係なさそうなもんですが、狭いジムはスタジオトレーニング待ちの行列がマシンとマシンの間にまで伸びてきて死ぬほど邪魔でした。ストレッチエリアも狭いからスペース空いてなかったりするし。

客層

 これは会費と相関があるか不明なので、俺の乗り換えケースではそうでした、というだけの話になりますが、安いジムでは

  • 隣同士のマシンでだらだらくっちゃべって長時間マシンを占有するおばちゃん
  • 使ってないマシンにタオルをかけて場所取りするおっさん
  • トレーニングが終わるたびにダンベルを投げ落とす男

などが居ました。そしてそれを咎めないスタッフも。新しいとこは皆さんマナーが良いので快適です。

 どこのジムも見学はさせてくれるはずなので、まずは自分が通う時間帯で(重要)下見をするのが良いですね。

サウナが良い

 色々書いてますが、乗り換えた理由は結局これ。サウナ目当てなら水風呂がしっかりしているところを選びましょう。会費をケチってシャワーだけのとこにしちゃ駄目だったわ。

 ほとんどトレーニングをしない「風呂会員」なんて言葉もありますし、やっぱり風呂関係が良いところは通いたくなるもんです。

 

 以上。

 ゆるくやれば運動嫌いでもジム通いは続くし、ゆるいなりに効果も出るよ、ということを書きたかったのでした。「筋トレは嘘をつかない」なんてガチなスローガンを投げる気はありませんが、着実に成果の上がる作業ってのはなかなか楽しいもんですよ。