Amazon Echo Dot と Google Home Mini を両方買った

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 AmazonからEcho Dotの招待メールが来るのとGoogle Home Miniの半額キャンペーンがほぼ同時だったので両方買ってみたんですよね。

 で、結論から言うとGoogle Home Miniの圧勝でした。もちろん「俺の使い方ならば」というのが前提ですが。

  スピーカーですから、まず最初のコマンドは「適当に音楽かけて」と呼びかけました。Echo DotはMusic Unlimitedから適当におすすめのロックプレイリストを流しはじめたのに対して、Google Homeはいきなり「デス市長伝説(当選編!)」をブッ込んでくる荒くれぶり。ユーザーの事を分かりすぎていて怖い。

 これが俺の嗜好を解析した結果なのか単なる偶然なのかは分かりませんが、Google Play MusicはPCやスマホに入っている楽曲を取り込んでストリーム再生をしてくれるので、音楽配信サービスにはまず無いような曲でも流せるというのがいいところ。ハイロウズとかクロマニヨンズはどのサービスでも配信してないので非常にありがたい。

 しかも認識率がかなり高い。マリリンマンソンの「Doll-Dagga Buzz-Buzz Ziggety-Zag(ドール・ダガ・バズ・バズ・ジゲティ・ザグ)」なんてややこしい上に意味のないタイトルが選曲できたときには思わずガッツポーズしたよ。*1

 この認識率と、それに伴う検索性能の高さがGoogle Homeの優位性。というか現時点ではAmazon echoの検索はかなりポンコツでして、洋楽選曲のしづらさが致命的と言っていいレベル。平気で「マリリンマンソンの楽曲は見つけられませんでした」とか言っちゃう。

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 いや、山ほどあるじゃねーか。こちとらMusic Unlimited会員だぞ。無料お試し期間だけど。

 あるのにヒットしないのは論外ですが、ヒットしてもいまいちかみ合わないことが多い。例えば「Alexa、キラー・クイーンかけて」と言ってみてもクイーンのではなくて1966カルテットのカバー曲を流しちゃう。

 実際、PCのAmazon Musicアプリでも「キラークイーン」で検索をかけると1966カルテットの方がいちばんにヒットしてしまうんですね。

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「Killer Queen」で検索すればクイーンのオリジナルが上位にくるので、つまり日本語のカタカナ発音と英語のオリジナルタイトルの紐づけができていないということだと思います。ある意味、日本語認識はきっちり機能しているということでもありますが。

 オリジナルが聴きたければアーティスト名込みで指定すればいいだけのことですが、何が悲しゅうて「クイーンのキラー・クイーン」なんて言わなきゃならんのだって話です。

 Google Homeは検索屋の製品だけあって、そこら辺の文脈を汲み取る力がしっかりしていると感じます。キラー・クイーンと言えばクイーンの楽曲を流してくれるし、1966カルテットのカバーを流したかったら「1966のキラー・クイーン」みたいな曖昧な指定でもしっかり拾ってくれる。「いちきゅーろくろく」でも「せんきゅうひゃくろくじゅうろく」でもOK。つよい。

 海外の Amazon Echo Dot と Google Home Mini の比較レビュー記事では、「Google Home Mini はよく出来た製品だが、Amazon Echo Dot と同じことしかできない。後発としては訴求が弱いだろう」というようなことが書かれていました。英語圏においてはそれで正しいのでしょうが、こと日本語に関して言えばGoogle Homeに明白なアドバンテージがある、というのが2週間程触ってみた上での感想です。

 あと、Google Home は Chrome Cast 連携がかなり嬉しい。俺は寝起きの体にエンジンをかけるために起きたらまずテレビで「Tu Meri」を流すということをよくする(テキメンに目が覚めます。おすすめ)のですが、いちいちアプリを立ち上げて、検索して、キャストするという手間が「Tu Meriの動画流して」の音声一発で済むようになりました。非常にありがたい。

 一時期はIotリモコンを買ってボタン一発でTu Meriが流せる「Tu Meriボタン(物理)」の制作まで検討したからね俺。おかげで無駄な金を使わずに済みました。

 それに対して Amazon Echo は現時点で日本版 Fire TV との連携未対応ってのが残念にも程がある。スマートホームを謳うなら自社製品とのリンクぐらい最初からやっとこうよ。アメリカでの発売から何年経ってんだよ……。

 Amazon Echoは「スキル」という形の拡張機能は沢山あるけれど、まずは基本機能をしっかり強化して欲しいとこです。初音ミクがトンチキな受け答えをする機能なんか正直どうでもいいんだよ。

 あと細々とした感想はこんな感じ。

  • デバイス単体での音質はGoogle Home Miniの方が上。といってもどちらも小型なので大した音ではない
  • Amazon Echo Dot は有線やBluetoothで外部スピーカーに接続できるので、音質にこだわるなら選択肢として有り。邦楽メインなら特にストレスを感じないと思う
  • Amazon Echo は「Alexa」の一言で起動できるのが良い。「OK.Google」の2語になるだけで若干ダルいし、文章になってしまうので独りで機械に話しかけてる感が強くなる
  • 特に「ねえGoogle」の独り言感は異常。Googleには早急に起動ワードの変更機能実装を求めたい
  • どちらにもジョークを言う機能があるんだけど、Google Homeは自分で笑い声のガヤを入れやがるのでウザい

 以上のように細かいところではAmazon Echoの方が良いと感じる部分もあります(本当に細かいが)。今後のアップデートに期待。

 で、俺はGoogleアシスタントをいたく気にいったので、自室で音楽を聴く用にSONYの音がいいやつを買いました。Google Home のでっかい方は下ぶくれのデザインが好きではないので。

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 届いたら思いのほか大きくて驚いた。

 あとは音声でコタツの電源ON/OFFがしたくて中国製のスマートコンセントを発注しているのですが、税関の安全検査に思いっきり引っかかってるとかで未だ届いておりません。早く入手して色々試してみたい。腕をのばさずにコタツの電源を入れられるって最高だと思うんだよね。

  購入前はスマートスピーカーなんて言っても、音楽やニュースが音声操作で聞けるだけだろと思っていて、実際そうなんですけども、それが想像以上に便利。

 スマホでアプリを立ち上げて楽曲を検索するなんてのは些細な手間ですが、それすらも省けるというだけで結構な快感があります。人間、なろうと思えばどこまでもものぐさになれるんだなあと実感する次第。楽しいですよこれ。

*1:最後まで呼ぶと認識しないがバズバズで止めると選曲できた。つまり前方一致からの推定もできてる