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DURA-ACE WH-9000-C24-CLを買ったんよ

自転車
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 自転車を買ったときもそうだったんですが、俺の物欲はある日突然降って湧くことが多くてですね。今回も飯食ってたらいきなりホイールの買いたさが振りきれたので買いました。

「いただきます。もぐもぐ。あっ、ホイール買いたい」

 自転車に乗っていると時々こういうことがあります。怖いですね。

 

 見てくれ上の都合でAmazonのリンクをはりましたが、実際に買ったのはWiggleのこれです。日本のショップだと前後セットで10万程度、Wiggleだと74679円(2016/8/3現在)。海外通販のリスクを差し引いても検討する価値は十分にあります。

 今はアカウント作成も日本語でできますし、これまで一番の心配だった不良品の返品対応も日本語窓口ができたのでそんなに怖がらなくてもいいと思います。

 デメリットは注文から届くまで結構な時間がかかることぐらいでしょうか。今回は10日で届きました。1週間足らずで届くこともあるし、時には税関で引っかかって1ヶ月かかるなんてこともあるようですが、大抵は2週間もあれば届きます。

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 それと今回初めてのケースだったんですが、配達された際に税金が3600円取られました。16,666円以上の商品には消費税がかかるようです。

 箱にベタベタ貼ってあるラベルに紛れて「課税通知書在中」の袋があります。この中には課税に対して不服申し立てが可能である旨を記した書面も入っていました。まあ面倒くさいのでしません。

 税金込みでも十分安いのですが、利用する方はある程度の現金を用意しておきましょう。荷物が受け取れなくなります。

 

 付属品はリムテープ、クイックリリース、11速以外のスプロケットを付ける際のスペーサー、専用のスポークレンチ。別途用意すべきはタイヤとチューブ、スプロケット。

 さすがはシマノ製品、出荷状態で振れはほぼ見られず、リムテープも巻いてあるので特に調整をしないでもすぐ使えます。

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 そんなわけで使い道がなかったんだけど、なんか妙に小っちゃくてかわいいので意味もなく付属スポークレンチの写真を貼っておきます。リングを通してキーホルダーとかにしたい。工具としては使いづらそうではあるけれど。

 ホイール紹介の記事としてはスポークレンチの写真ではなくホイール細部の写真を撮って載せまくるのが正しいと思われますが、そういうのはちゃんとした自転車ブログがやってくれるのでそっちを見てください。

 

感想

 とりあえず軽いアップダウンのある道で50km程乗ってみた感想です。ポタリングやツーリングしかしない、ゆるい自転車乗りのいち意見として。

 今まで使っていたカタログ重量1750gのKSYRIUM EQUIPに対して、WH9000-C24-CLはカタログ重量1387gと、350g以上の軽量化。体重含めた総重量から見れば微々たるものですが、一般にホイール100gは他の部分の1kgに相当するという説があります。

 自転車の軽量化は100g1万円とも言いますので、3.5kgの軽量化に相当する今回のホイール交換は35万円の価値となり、さらにいつもの2倍のジャンプ、いつもの3倍の回転を加えれば、バッファローマン!! お前を超える1200万パワーだ!!

 

・低速域が超軽い

 ウォーズマン理論はさておき、ホイールの軽量化は実際の重量以上の効果があることが知られています。(ホイールの100g=他の1kg相当というのは大袈裟に過ぎますが)

 これは高速で回転するホイールでは慣性モーメントの影響が大きくなるからです。慣性モーメントとは加速・減速のしづらさ表す数値だと思えばOK。

 この慣性モーメントは質量に比例します。重いほどホイールは回りづらくなる。言い換えれば、軽くすれば同じ力でも高い加速度が得られるわけです。

 これが乗り心地にどう作用するかというと、とにかく乗り出しがすんげえ軽くなる。加速度はスピードの変化量ですから、低速時の方が大きくなりがち。なのでホイール軽量化による慣性モーメント低減の恩恵がモロに出るようです。軽い力でぐいぐいスピードが乗っていく。

 ホイール交換により、30km/h台への到達が明らかに早くなりました。それと何故か25km/hぐらいでちんたらと安定走行(加速度ほぼゼロ)をするときも随分軽くなった気がします。これは軽量化の効果なのかプラシーボなのかよく分かりません。

 

・高速時はそこそこ

 スピードがあがれば空気抵抗も増えますから、割合として軽量化の効果は薄れていきます。俺は貧脚なので、30km/hをちょっと超えた辺りで今までのホイールとあんまり違いが分からなくなる感じでした。

 ただ、そこに至るまでが圧倒的に早いので、平均速度はかなり上がりますし、それでいて脚は相当に楽です。

 ちょっと頑張って踏み込めばトップスピードもだいぶ伸びそうという感触は下り坂などで感じます。ただ一般道やサイクリングロードでそこまで必死になってスピードを出す機会はないですね。疲れるし危ないし。

 

・上り坂

 軽量化といえば上り坂。

 斜度7~8%ぐらいの坂をこれまでと同じギアで登ろうとするとかなり軽く感じます。でも1段上げてその分スピード出そうとするとやや重く感じる。体感的にはギア0.5枚分ぐらい軽くなったイメージでしょうか。

 なのでギアは変わらず。スピードは上がってないけど楽にはなりました。

 ただこの辺、自分でもあまり理屈が分かってません。数百グラムでなんでこんなに軽く感じるんでしょうね? 自転車を軽量化するよりも体重を減らした方が早いとはよく言いますが、減量したとしてもこの軽さは感じない気がします。

 軽量化で得するエネルギーの差分以上に体感差を生む要因が何かあるのかもしれません。角度とか。

 

・乗り心地

 これは明白、乗り心地は圧倒的に良くなりました。細かい振動がかなり減る。

 タイヤはキシリウムにつけてたのと同じミシュランのpro3を使ったので純粋にホイールの差。キシリウムは硬いという話はよく聞くので振動も多いんでしょう。

 その分WH9000は剛性が低いとも聞きますが、素人がのほほんと走る分にはそんな差なんてあって無いようなものです。

 

・地味

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 変更前。

 

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 変更後。

 リムは低く、黒くてツヤツヤしており、DURA-ACEのロゴも小さくて目立たない。カラータイヤでなくなったことを差し引いても、白いリムに黄色のMAVICロゴが目に映えたキシリウムからはだいぶ地味になりました。

 別に派手である必要はありませんが、どこか一箇所ぐらい見た目的な遊びを入れたいところではあります。

 散財は連鎖していくという良い見本です。

 

まとめ

 加速が軽く早く、頑張って踏まなくても気持ちよく伸びる。上り坂は楽になるし、乗り心地は柔らかくなる。それほどスピードを出さなくても、というかスピードが乗る前にこそ、その恩恵を強く感じました。

 ロングライドに求められる特性がまとめて向上するので、のんびり走るときの快適度が大幅にアップします。つまり俺の乗り方にはドンピシャでした。買った甲斐があったというものです。

 ちょっと乗っただけで分かる性能向上は初めてクロスバイクからロードバイクに乗りかえた時に似た感動がありました。未だにこうした新鮮な体験ができるのだから、つくづく自転車ってのは長く遊べる趣味だと思います。

 今回は軽く乗ってみただけの感想なので、もう少し乗ったらまた何か書くかも。