ただ、飯を食うために大阪へ その3

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 あらすじ。俺は天満界隈を愛していることを再確認するなど。俺に無限の胃袋とアルコール分解能力があればいいのに。

 

2016/05/17

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 4日目。朝食は再びアルアビス。プロシュート兄貴とモッツァレラのパニーニ。野菜を摂って赦しを受けるという決意は生ハムを見た瞬間に吹き飛ぶ。だからオメーはマンモーニなんだよ俺。

 

「飯以外、特別なことは何もしない」のが今回の旅。時間は有り余ってるから映画だって観に行っちゃうよ。

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 梅田ブルク7にて。いかにも続編らしいマンネリ感と執拗なアメコミパロディ。今回も面白うございました。次はヴェノムか。きっと自我を持ったブラックパンティが出てくるのだろう。 

 

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 実際に使われた衣装が貧相なマネキンのせいで残念なことに。

 

 朝一の上映回で観たので、終われば昼飯にはいい時間。

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 今日は辛いやつだ。北新地の「まん馬」でスンドーフの定食。以前はスンドゥブ表記だったと思うんだけど、スンドーフになってました。

  当時この近くに通っていたコナミスポーツがあって、その帰りによく寄っていたのでした。運動後のカプサイシンにより効率よく脂肪が燃焼したとかしなかったとか。(しなかった)

 

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 辛さは選べて、これは標準+1のちょい辛。「ちょい」といいつつ見ただけで不安になる赤さと粉っぽさ。しかしながら思ったよりは辛くない。いや、辛くなくはないな。十分辛いし汗もダクダク流れるのだけど、この辛さは熱さや痛さではなく旨さに化ける。

 豆腐と生卵で辛さを中和しつつ二口三口。口が辛さに慣れて味が分かるようになるとガッツリ煮こまれた具材のうまみがガンガン主張してくるようになります。エビ、アサリ、牛肉。オプションで牡蠣や餃子など具材の追加も可能。これはウィンナーをトッピングしています。

 そしてここにパックごとついてくる韓国海苔をのせてガフガフ食べる。魚介系のダシが辛いスープに本当によく合うんです。

 

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 井之頭五郎さん言うところの「店名冠系」であるまん馬スンドーフ定食には後からプルコギまでついてくる。これで1100円だったかな? は安い。大阪メシはうまい上に安いのが素晴らしい。

 甘いタレは辛いスンドーフの箸休めに最適。焼き肉が箸休めとなる世界観です。

 

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 北新地で昼飯にしたのはそのまま南下して、中之島あたりを散歩するため。この辺はフェスティバルホールにクロマニヨンズのライブを観に来たりしたな。川沿いは綺麗に整備されてて気持ちのいい通り。

 

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 キースヘリングを引っ張って伸ばしたようなオブジェとその縁に寝る誰か。往来のど真ん中で物理的にもシチュエーション的にも寝づらそうに思えるが。

 

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 日銀。この辺は古くて立派な建築が現役なので、歩くだけで目に楽しい。窓枠なんかの細かい部分をよく見るとちゃんと綺麗に保守・改修されてることが分かるんだよね。

 

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 中之島図書館。開館100年を超える重要文化財だそうな。こんな建物が市民の生活に密着した形で活用され続けているのはそりゃもう素敵なことだと思える。近場にあったら意味もなく通ってしまいそうだ。

 

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 赤レンガが鮮やかな中央公会堂。フジッコヨーグルトフォーラムが開催されていた。乳酸菌について熱いディスカッションが交わされているのだろう。

 

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  ホテホテと歩いて目指していたのは中之島公園のバラ園。嫁さんが以前この近くで働いていたこともあって、また見たいというので。

 

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 偶然にも5月はバラの旬らしい。天気も快晴で最高のコンディションのバラを見ることができた。

 大量の品種が一面に咲きほこっているのは確かに見事ではある。俺はあんまり花に興味がないので少々退屈なのだけど。

 

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 あっ

 

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 バラ園最高。

 

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 中洲の反対側を通って堂島方面へ戻る。人体錬成中にクラピカの寿司が紛れ込んで失敗した感じのオブジェ。ベルセルクに出てきそう。

 

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  堂島ロールで有名なモンシュシュ改めモンシェールに寄る。都内の百貨店にも出店してますね。

 

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 プレーンとフルーツ入りを各2個づつ、ついでに100円ショップでフォークを買ってホテルに帰還せり。ちょうどおやつ時だ。

 

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 OK、皿を忘れた。

 新聞紙と組み合わせて美味しそうに見えるスイーツは焼き芋ぐらいのものだな。いらない学びを得てしまった。

 フルーツ入りは初めて食べたけど、甘みあっさりのクリームにフルーツの風味が移ってこれはこれでうまい。プレーンは翌日の朝飯にとっておく。

  

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 しばらく休憩したあと、グランフロント西側の地下通路を通ってスカイビル方面へ。駅前再開発でえらくアクセスが良くなったなここ。

 自転車は降りろって書いてあるのに乗ったまま通る奴しかいない。こけろ。

 

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 晩飯はお好み焼きの「きじ」。新梅田食道街に本店があるけれど、俺はいつもこちらのスカイビル店。

 初日のねぎ焼きやまもとに連れて行ってくれた先輩が「大阪で2番めにうまいお好み焼き屋を教えたる」つってたのがここ。ちなみに1番は今は亡き天満の菊水だったんだけど、俺はこっちの方が好き。

 東京にも丸の内と品川に支店があるんで、わざわざ大阪まで来なくても食えるんだけどやっぱり来てしまう。店のおっちゃんの愛想が本当に良くって、店内の誰彼構わず雑談を振るので東京の店舗にはない独特の空気があります。

 

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 作成中のモダン焼き。この店のモダン焼きは独特で、焼きそばに「溶き卵が80%」って感じのゆるい生地を絡めて焼きまとめる。普通のモダン焼きともオムそばとも違う、ひたすら炭水化物を取り込める至福のなにか。そばがホロホロほぐれる食感も面白い。

 

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 ふたりで二枚頼むと店のほうで切り分けて出してくれる。左がモダン焼き、右は豚もやし。豚もやしは大量のねぎに崩した生卵が絡めてあり、これがまたトロトロでうまい。

 豚もやしはメニューを迷っていた嫁さんに俺が薦めたんだけど、店を出たあと「うんまいわ!! もう!!」って言ってた。何で半ギレなんだよ。

  

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 あと皿がかわいい。おみやげに売ってほしい。

 

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 スカイビル店にしたのは夜の空中庭園を見たことなかったな、ってのもありまして。

 

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 入場料を払って空中に突き出した長い長いエスカレーターで展望台へ。考えてみるとこの旅で唯一の観光っぽい行為だなこれ。

 

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 エスカレーターを上から。かっこいい。

 

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 日没直前で西側には人だかり。隙間から一枚。

 

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 日没後もしばらくは明るい。薄暮のうすぼんやりした風景。

 

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 ちょっと暗くなると明かりが点いてコントラストが出てくる。

 

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 そんで夜景と。手持ちでも案外撮れるもんだな。

 嫁「ごらん、百万石の夜景だよ」

 単位が違う。

 

 あとは帰って寝るだけなんだけど、ここで嫁さんが例の券を発動した。

  是非もなし。3枚も作るんじゃなかった。

 

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 先日グランフロントをぶらついたときに、その賑わいぶりで目にとまった店。台湾かき氷のアイスモンスター。

 

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 マンゴーとイチゴ。イチゴは練乳付き。これ一杯できじのお好み焼き+ビールより高かったりするのでハシゴすると物価の感覚が狂います。

 

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 だがしかし。これがスッゲエうまかったの。

 味付きの氷を薄く細かく削った代物で、いわば空気を大量に含ませたシャーベット。フワフワの冷たい綿を食べているかのようで、山盛りのそれがスルスルと胃の腑に消えていく。

 

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 グラスで出てくるのが水じゃなくてぬるま湯ってのも気がきいている。合間に飲むと味を洗い流すと同時に冷えた口の中が温められてリセットされるのね。そうすることで再び新鮮な一口が味わえる。これは日本のかき氷屋も真似するべきだと思います。

 いいもん食べた。うちの嫁さん、甘いもんに対する嗅覚は鋭いんだよね。

 

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 部屋に戻る前に大阪駅ホーム上空から仕事帰りの皆様を眺めたり。

 

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 屋根。巨大建築はいいね。珪素生物が襲ってきそうで。

 

 つづく。

 

つづき