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自転車楽しい。超楽しい。

自転車
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 7.5FXを購入して1ヶ月余り。走行距離325km。立ちゴケ1回。自転車楽しい。超楽しい。

 このひと月で距離の概念が大きく変わりました。そりゃもう、スコンと。

 小回りの効く機動力を手に入れたことで行動可能な範囲が広がった、ということ。それも勿論ありますが、もっと根源的な部分で感覚が変わっています。距離感がフラットになった、というか。

距離の話 

 唐突ですが結婚式に出席した話をします。

 俺はちょっと前まで仕事の関係で大阪に住んでいました。大阪に転勤になるまでは千葉・東京以外に住んだことはなく、友人知人はほとんど関東周辺に散らばっています。

 で、大阪在住時に招待いただいた結婚式が都合3回。東京で2回、山梨で1回でした。

 東京での式は昼過ぎに家を出て、新幹線と山手線で式場のホテルに直行。披露宴の後は2次会に参加して、新幹線で帰宅。

 山梨での式は前日に家を出て、用意してもらった甲府のホテルに前泊。その晩は新郎他友人達と飲み倒し、式当日は送迎バスで式場のチャペルに移動。披露宴の後は2次会に参加せず、甲府から各駅・特急を乗り継いで大阪に帰宅。

 かたや2次会で日帰り、かたや前泊して前祝い。この日程の違いは、移動時間の差によるものです。

 新大阪・東京間が2時間半、新大阪・甲府間がおよそ4時間半。さて、大阪から「近い」のはどっちなんでしょうね、って話です。

 もちろん物理的距離なら山梨のほうが短いんですが、交通手段が電車ならば東京の方が圧倒的に早く辿りつけます。実質的には東京のほうが近いんですね。それはそのまま心理的な距離感になります。

距離感がフラットになるということ

 都内は鉄道網が発達していますから、車に乗るよりも電車のほうが便利だと言われます。

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 俺も移動手段は専ら電車ですが、電車ばっかり乗っていると距離と距離感の逆転現象は起こりがち。

 実際の距離は別にして、最寄り駅まで乗り継ぎが多いとか、各駅停車しか停まらないとか。そういうめんどくさい場所は「遠い」んです。感覚的に。座れるか満員電車かでも多分違うでしょうし、駅から徒歩20分とか言われたらもう遠すぎる。

 ちょっと良い自転車はそのズレをゴキャッと矯正します。

 地図を見て近いところは近い、遠いところは遠い。感覚と実際の誤差が少ないフラットな距離感になるんです。

 例えばiPhoneの無料アプリなり何なりでGPSログを取りながら走る。鼻歌混じりに、楽に走れる距離だけを走る。そして帰ってきたら地図にプロットしてみる。「え、俺こんなに走ってたの?」と認識した瞬間、距離感が一気に変わります。これがなかなか面白い。

 俺はまず「こんだけ走れるならチャリで実家に帰れるじゃん!!」と思いました。それまで実家は電車か高速道路を使って行かなくてはならない距離だったのが、一気にチャリ圏内に。

 このように視覚的に具体化された移動距離は、自分がどこまで行けるかを地図上で明確に示してくれます。「自宅から半径○○km」が一気に守備範囲になるんですね。実際には道のアップダウンなんかも考慮する必要はありますが、基本的には非常にシンプルになる。

 そうなると、地図見るのがもう楽しくて仕方ない。あそこにいけるぞ、おお、あんなところにまで。ここだってちょっと頑張れば……。みたいにね。実際に行くかは置いといて見るだけで楽しい。

 このどこにでも自力で行けるぜ、という感覚が(俺にとっての)自転車の面白さの本質なのかな、と。

他にも変わったこと

距離感の代わりに金銭感覚が狂った

 すでにロードバイクが欲しくなっています。流石にすぐには買わないにしても、1年後ぐらいには。と、思いながらメーカーサイトを眺めてはニヤニヤしている日々。

 予算は20万前後ぐらいかな。場合によっては25万まで……。などと考えている所に、NEX-7発表。レンズキットで14.5万。twitterじゃ高い高いって言われてる。俺もそう思う。

 あれ、俺自転車に25万までとか考えてなかったっけ。これより全然高いの? と気付いた瞬間寒気がしたのでした。

 いや、買うけどね多分。

腰痛治りそう

 一日中座り仕事なせいか1年前ぐらいから腰に違和感を感じるようになって、病院に行ったら軽いヘルニアだと診断されました。それが何だか治ってきてるっぽい。

 ヘルニアになったら腹筋背筋を鍛えて腰を支えるのが良いらしいんですが、寝そべって腹筋背筋のトレーニングすること自体がしんどい。腰痛いんだもん。痛くなくたって運動大嫌いなのに。

 それが自転車に乗ってウヒョー楽しいー、ってやってたら自然に鍛えられてきているみたい。長時間自転車に乗っていると腰の両サイド(脇腹の後ろ辺り)が広範囲で痛くなってくるんですが、どうも太ももを引っ張り上げるために腰方形筋という筋肉を使用しているようで。

 これが鍛えられてきたおかげなのか、腰痛がしなくなってきてるんですよね。もっとも自転車が腰痛の原因になる事もあるようなので迂闊に断定はできませんが。

 筋肉が弱り過ぎて腰痛になった俺のようなケースでは効くかも知れない、ぐらいの話。

体を鍛えたいと思える

 自分でビックリ。と言ってもつらいトレーニングとかはしたくない。

 今は30km走ったぐらいで前述の腰方形筋が痛くなりはじめるんですが、それさえなければもっと遠くまで走れるはず。腰方形筋の持久力を付けるには、自転車に乗ればいいんですね。

 もっと自転車に乗るために自転車に乗りたい、という。なんたるポジティブスパイラル。

 そもそも自転車に乗り始めたモチベーションは「遠くに行きてぇ」だったわけで。遠くへ行けば行くほど、より遠くに行ける体になっていく。なんて幸せなことなんだと思うよ。 

啓蒙する気はありません

 自分なりに自転車の面白いと思うところ、良かったことなんかを書いてみましたが、だから皆自転車に乗ろう。なんて言う気は全くないです。俺は自分が楽しけりゃいいので。

 ただ、ちゃんとした自転車は乗れば一発で分かるほど良くって、その楽しさを知らないのは勿体無い、とは思います。そういう意味ではいろんな人に試してもらいたい。

 エコだから、健康にいいから、自転車はいいよ、という論調で自転車を薦める記事もありますが、そんなのは単に自転車に乗った結果のオマケでね。普通の人は空気を綺麗にするために5万10万の自転車は買えませんよ。

 そんな筋悪なアピールをする位なら、スポーツバイクのどこがどう面白いのか具体的に伝える努力をすればいいのに、と思います。

 そういうことをしようとしたのがこの記事であり、「クロスバイク乗ろうぜ」なので、これ読んでどっかで試乗でもしてみるか、と思った人がいたら成功ってことで。

 楽しいスよ。