メカトロウィーゴのいる暮らし

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 男でも意外とかわいいものが好きな人は多いもんです。少なくとも俺はそうです。

 あとだいたいロボが好きです。ゆえにこのメカトロウィーゴを衝動買いした俺がいます。

 

 オフィシャルサイトによればメカトロウィーゴは児童の通学や、レクリエーション用途を想定されて作られた世界最小サイズのメカトロボットとのこと。これはその1/35サイズのフィギュアです。

 

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 サイズ感はこんなもの。うーむかわいい。

 チェルノ・アルファとか喜んで買っといて言うのも何なんですが、俺はフィギュア趣味っていまいちよくわかりません。店で並んでいるものを見てその精巧な作りに驚きはすれど、動かないフィギュアをただ飾って眺めるという事に数千円~数万円の価値は見いだせないというのが正直なところ。

 だからまれに買うとしてもポージングで遊べるアクションフィギュアだし、パシフィック・リムのイェーガ-のように余程気に入ったものしか買いません。

 要するに今回衝動買いしてしまったメカトロウィーゴは「どツボ」だってことです。ずんぐりむっくりのフォルムやアナクロニズムあふれるロボットハンドがバシバシ俺の心の琴線を叩きまくります。

 

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 なによりその小ささがいい。

 片手に収まるサイズながら、主なパーツはダイキャスト製でずっしり。裏側を見ても細かい部分までしっかり作りこまれており、ギュッと詰まった印象があります。

 

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 お腹の中にはちゃんとコックピットと操縦桿があります。パカーと開く口はカエルのようで愛らしい。

 

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 パッケージがそのまま飾れるクリアケースになっているのですが、折角のミニサイズ、ケースに展示するよりは「こびと」のように生活に溶け込ませたい。

 チェルノ・アルファでもやってますが、メモスタンドにするのは基本ですね。書いたメモをいちいち手に挟んで持たせるのは手間だし、およそ無駄な行為ではあります。でも俺はそれを見るときにフフッとなるのが好きだし、その程度のささやかな余裕は常に持っていたいという思いもあります。

 

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 同スケールのプラモもあります。パッケージイラストは「日常」のあらゐけいいち。そもそもメカトロウィーゴを知ったきっかけはあらゐけいいちの宣伝漫画がtumblrに流れてきたからだったりします。

 大きい1/20スケールも最近発売されたようですが、1/35スケールは2個セットでお得。プラモ作るのなんて小学生以来だよ。

 

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 接着剤不要でニッパーだけあれば簡単に組める。3色プラなので組むだけで十分見栄えがしますが、折角なのでスミ入れしてみました。ガンダムマーカーなんて便利なものがあるんですねえ。

 ついでにガンダム色を使ってちょこちょこと細かい部分に色を塗ってみる。プラモに色塗ったのは初めてだな。そうしたくなる良さがある。

 お腹部分が一体成形なので可動の仕組みが若干オリジナルと異なりますが、これはこれで実際に乗り込む感じがあっていい。

 各関節の保持力はしっかりあって、ちゃんと物を持たせることもできます。

 

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 長い電気スタンドのコードを束ねているように置いてみたり。

 

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 耳かきを持ってもらったりします。

 やっぱりこれは「その辺にいる」感じで各所に配置して、ふと目に入るようにするのがいいと思う。たのしい。

 そうなるとやはり数が欲しい。1/35ダイキャスト製で定価3780円と、俺としては気軽に何個も買えるお値段ではないのですが、これはいろんな色を揃えたくなってしまう。困った。